上村 大輔

DAISUKE KAMIMURA

上村 大輔 だいちゃん

岐阜県郡上八幡出身。

d-studio 代表(デザインスタジオ)
有限会社ケイズ 専務取締役(シルクスクリーン印刷会社)
名古屋モード学園 講師
TakaraGarelly Workroom (体験型プリントスタジオ)を夫婦で運営

……と、どんどん何屋か分からなくなって来ましたが、最近になって改めてデザイナーという肩書きがしっくりきています。0→1が得意。1→10はほぼ中二で止まってます。

年々顔の濃さが増し、インド人に間違われることが多いので、そろそろ一度本当にインドへ行ってみたい。そうこうしているうちに、最近初めて四国お遍路巡礼を体験し、出家するのもありか、とか半ば本気で考えはじめております。

「世の中を1mmづつ良くしていきたい。」

UXとは

UXとは『やさしさ』

例えば、日本のトイレってHIGH-UXの極みですよね。あと車を運転するっていうUX。もう最新の車なんてヤバイですもん。何もしなくてもよくなる。

20世紀に入って、加速的に便利になったのはHIGH-UXをめがけて走ってきたから。あれもこれもHIGH-UX。でも最近、お遍路めぐりをして思ったことは、必ずしもHIGH-UXが正義なわけではないということ。

超弩級のLOW-UXで、システム自体はめちゃくちゃアナログで、ナビゲーションは数百年前石に掘られた「☞」マーク。見逃すと迷子になってしまう。でもそれを補完するのが、お遍路さんをいつも支える地域の人々の「やさしさ」。一説には縄文時代から続いているとも言われています。

「UX≠便利」。

やさしいアナログな世界には、奇跡のような体験が待っている。世の中からUXって言葉がなくなるくらい、どこもかしこも「やさしさ」に満ちた世の中を目指したいものです。南無。